みなさんこんにちは!
今回は、夏から秋にかけてながーく楽しむことのできるフルーツ「梨」についてです。
梨の種類はたくさんあります。
その中でもお馴染みの「和梨」の情報に絞ってお届けします。
梨にはどんな種類があるの?
梨の旬の時期は?
梨のおすすめ種類は?
たくさんある種類の中でも人気の品種をラインナップします。
①梨にはどんな種類があるの?
一般的に流通している梨は、「和梨」・「中国梨」「洋ナシ」の3種類があります。
国内で多く生産れているのが、私たちがよく見かける「和梨」です。
この種類に限定しておすすめ品種をご紹介いたします。
和梨の中でも2タイプの梨に分かれます
表面の皮の色で判断できます。
「赤梨系」
スーパーにも多く並ぶ、皮の色が黄褐色のタイプです。
代表的な梨は”幸水”や”豊水”ですね。
「青梨系」
一見”青りんご!?”と思わせる皮の色、淡い黄緑色のタイプ。
代表的な梨は”二十世紀梨”ですね。
流通している量からしても、「赤梨系」のものがほとんどです。
青梨系は珍しく、贈り物等でよく見かけます。
②梨の旬の時期は?
7月初旬~翌年1月頃まで (出荷ピーク:8月~9月頃)
梨は品種によって旬の時期が違うため、品種を変えながら長く食べることのできる果物です。
早いもので7月初旬から出荷され、遅いものでなんと、翌年の1月末ごろまで食べることのできる梨があるんです。
フルーツの中でもこれだけ約半年間も食べることができる期間があるのは珍しいですね。
③梨のおすすめの種類は?
●豊水(ほうすい)【8月下旬頃~】
「大きい・甘い・ジューシー・しゃっきり」
豊水は幸水の次に出荷量が多い品種。
幸水よりも少しサイズが大きく食べ応えもあります。
糖度も高く、果汁もたっぷり入っている為人気の品種です。
甘さだけでなくほどよい酸味もあるので、後味もさっぱりと食べことができます。
●にっこり梨【10月下旬頃~】
「大きい・甘い・ジューシー・やわらかめ」
栃木県で生まれた梨。
ネーミングもかわいらしく覚えやすいですよね。
糖度が高く、果汁もたっぷり入っています。
酸味はほとんどないので、あま~い梨を食べたい方にはおすすめです。
また、果肉は少し柔らめです。(旬の時期を過ぎた梨でよくある”ボケた味”とは違います)
貯蔵性にも優れた品種のため、貯蔵庫に保管して追熟させて出荷しているものもあるそうです。
●幸水(こうすい)【8月上旬~】
「シャリシャリ感・さっぱりとした甘さ・ジューシー」
日本で最も多く出荷されている品種。誰もが梨といえばこの「幸水」を思い浮かべると思います。
果肉はぎゅっと詰まっているため、梨特有のシャリシャリ感が楽しめます。
収穫時期も早く、毎年真っ先に出回る品種のため、暑い夏の時期には幸水がぴったりです。
果汁が多く瑞々しい上に、さっぱりとした甘さもあるので、人気の品種です。
●あきづき梨【9月上旬~】
「シャリシャリ感・大きい・甘い・ジューシー」
人気の梨 「新高×豊水×幸水」を掛け合わせた”梨界のサラブレッド”と言われている品種。
まだ新しい品種のためご存知ない方も多いかと。
果肉がぎっしり詰まっているため、シャリシャリとした食感とジューシーな果汁との相性が抜群!
甘みが強いですが、酸味も少しあるので、甘さを引き立ててくれています。
知る人ぞ知るという梨で、梨マニアの方はこの品種を指定する方も多いです。
●新高梨(にいたかなし)【9月下旬~】
「大きい・上品な甘み・シャリシャリ感」
新高梨も幸水や豊水と同じく出荷量の多い品種。
1番のポイントは他とは比較できないほどの立派な大きさ。
見栄えのあるサイズ感なので、贈り物にも重宝されています。
大きいので味は大丈夫!?と思われますが、上品な甘さとほどよい酸味が特徴。
大きいのに歯ごたえもよく、カットした時の香りもよく、1個で大満足できる梨です。
●南水梨(なんすいなし)【9月中旬~】
「とにかく甘い・ジューシー・ずっしり】
和梨の中でもっとも甘みが強い種類とされています。
立派な大きさと固さもあるので、贈答用として使われることが多い品種です。
カットすると豊富な果汁とずっしりとした重量感。
とにかく甘い梨が食べたい!という方におすすめの品種です。
●かおり梨【9月中旬~】
「芳醇な香り・大きい・ほどよい甘み」
名前の通り、香りが特徴の梨。
梨とは思えないような甘くさわやかなフルーティーな香りが漂います。
かおり梨はとっても繊細で収穫量も少なく、あまり出回ることのない貴重な品種です。
サイズも大きく育つため、1つ1つを大切に育てています。
味わいは、ほどよい甘味で酸味は少なく上品な風味です。
果肉の食感はややざらざらと粗めですがやわらかくて瑞々しい品種です。少し洋ナシに近いですね。
④まとめ
今回は梨についてお届けしました。
梨の種類は? 梨の旬の時期は? 梨のおすすめ品種をご紹介しました。
梨は冷やして食べると、甘みがより味わえますので、温度にも注意しながら召し上がってみてください。
梨にもいろんな味わいがあって、それぞれ特徴も違います。
みなさんお好みの品種を選んでみてはいかがでしょうか?