みなさんこんにちは!
ぶどうの旬の時期がやってきましたね!
旬のフルーツあるあるとして、「一度にたくさんのぶどうが届いた!」とか、
「明日から出かけるのに食べ切れない!」とかありませんか?
フルーツアドバイザーとしては、やっぱりそのまま食べてもらいたいのがホンネですが、
私自身も「多くて食べ切れない、無理に食べるのも気が引ける・・・。でもおいしく食べたい!どうしよう・・・。」
と思ったうちの一人です。
今回は、ぶどうを長く楽しめる方法の一つとして、
ぶどうの冷凍保存について
ぶどうの冷凍メリット・デメリットをご紹介します!
①ぶどうの冷凍保存について
そもそも、ぶどうは冷凍しておいしく食べれるのか?
答えは「はい! 大丈夫です」
お馴染みの「デラウェア」でも、
大粒の「巨峰」でも、
皮ごと食べられる「シャインマスカット」でも
冷凍することは可能です。
(※注意:種ありの品種だと、食べる時に食べにくいかもしれません)
スーパーの冷凍食品売り場には、冷凍ぶどうも売っていますよね。
ただし、それはほとんどが輸入ぶどうの冷凍だと思います。
国産ぶどうでの冷凍品は知る人ぞ知る、めずらしくて貴重な商品です。
まだ、国産のぶどうを冷凍できるほど量と技術が浸透していないのが事実です・・。
そんな中、国産の冷凍ぶどうが、家で簡単にできるとうれしいですよね。
ぶどうの冷凍保存の仕方も追ってお伝えします。
②ぶどうの冷凍メリット・デメリット
商品にはメリットもありますが、反対にデメリットもあります。
フルーツアドバイザーでもある筆者が感じたこと、正直な感想をそのままお伝えします!
メリット1)好きな時に好きな分だけたべることができる
これは冷凍食品の特権ですよね。
生のフルーツですと、食べる前に冷やしたり、食べ頃を待ったりするフルーツもありますが、
冷凍ぶどうは、食べたいときに1粒でも10粒でも好きな個数食べることができます。
(保存期間は長くても1か月をめどに食べ切りましょう)
メリット2)新しい食感・新しい味わい
ぶどうそのままでは味わえないサクっとした食感と、口の中に広がるひんやり感は、暑い夏の時期にはサイコーです。
メリット3)皮がつるっとむける
冷凍することで、皮と果肉との間に隙間ができ生のときよりも皮がむけやすくなります。
皮を剥くときは、軸の方から剥きがちですが、おしりの方から剥くとスルっと最後まできれいにむくことができます。
(これは生のフルーツの時も同じですので試してみてください)
皮が気にならない方はそのまま皮ごと食べてもおいしいと思います。
メリット4)房がないので場所をとらない
後で保存方法をお伝えしますが、軸をとって粒だけにして冷凍保存しますので冷凍庫の隙間で保存ができます。
メリット5)おいしいままを保存できる。
ぶどうは鮮度が命です。
長く保存はできないフルーツなので、本来はすぐに食べなければいけないのですが、
冷凍することで、その時のおいしさや糖度、熟度をそのままキープして保存ができます。
「全部食べ切れなさそうだな・・・」、と思ったらすぐに冷凍することをおすすめします。
メリット6)お弁当の保冷剤の役割も
冷凍したぶどうは、完全に解凍した後でも十分おいしく食べることができます。
凍ったままお弁当や、デザートとして入れると、保冷剤の役割と、
食べるころにはジューシーなぶどうを食べることができます。
逆にデメリットはなんでしょうか??
デメリット1)市販の冷凍ぶどうに比べると食感が劣る
これは家庭用冷凍庫で時間をかけて凍らせるため、どうしても比べてしまうと食感が悪い?
と思ってしまう方もいらっしゃいます。
一般的に売られている冷凍ぶどうの製品は、「急速冷凍機」と言って、ものの30分くらいでぶどうを凍らせる技術があるのですが、
家庭用の冷凍庫ですと、「緩慢凍結」と言って、完全に凍るまでに2~4時間ほどかかってしまいます。
この凍結時間が長いと、解凍した時の食感が悪いのでは?と思ってしまう要因です。
デメリット2)ちょっベタベタする
こちらも注意してほしい点です。
デメリット1でお伝えしたように、凍結の仕方や冷凍庫の保管状態によって、ぶどうの果汁がとけて袋の中にひろがります。
袋から取り出す際には十分注意をしてください。
気になる方は一度洗ってからお召しあがりください。
以上、ぶどうを冷凍した時のメリット・デメリットでした。
メリットの方が多く、優位性もあるので、是非次の保存方法で試してみてください。
③ぶどうの冷凍保存方法
step
1ぶどうの粒を房から外し、流水で軽く洗う
(この時軸を残しても残さなくでも大丈夫です)
step
2軽く水気を拭き取り、ジップ式の保存袋に入れ、空気をできるだけ抜いて封を閉じる。
step
3冷凍庫に保管する。
※保管期限は、味や風味が悪くならないうちに、長くても1か月までにしましょう。
④冷凍したぶどうの簡単レシピ
フルーツアドバイザーの筆者は、シンプルな食べ方が好きなので、冷凍ぶどうの超簡単レシピご紹介します。
1)ヨーグルトにトッピング(はちみつをかけて♪)
いつも食べるヨーグルトに、冷凍のぶどうを丸ごと、もしくは半分にカットしたものをトッピングします。
その上からはちみつをとろ~りとかければ、簡単!ひんやり冷凍ぶどうヨーグルトの完成!
暑い夏や、朝忙しい時にも満足度の高いデザートになりますね!
2)ひんやり冷凍ぶどうシェイク
【材料】
冷凍ぶどう・・・200g、牛乳・・・200g、ヨーグルト・・・100g、砂糖(お好みで)
【作り方】
すべての材料をミキサーにかけ、混ざったらグラスに注いで出来上がり!
冷凍ぶどうは皮ごとでもOK!
⑤まとめ
ぶどうを長く保存したい場合、冷凍して保存できます。
ぶどうを冷凍するときは水分に気を付けて行えばだれでも簡単に冷凍することができますよ。
冷凍することで味わえるぶどうの美味しさ、簡単レシピもご紹介しました。
フルーツアドバイザーの筆者として、フルーツをもっと手軽に、おいしく食べてもらいたいということが伝わればうれしいです!
これからも身近な情報をどんどん発信していきます!
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