県によって節分で食べたり、天ぷらや茶椀蒸し、弁当なんかにも具材として入ってるけど・・。
海老はお正月のおせち料理だけでなく、某結婚式などのお祝いの席でもよくみかけますよね。しょぼいねじった大根で作ったなますや野菜の茶色い筑前煮、調味料付けの田作りなどとちがって逆にとっても華やか♪
大人も子供の大好きな海老!名前の読み方は、”海に老いる”と書いて『えび』です。フランス語はCrevette(クルヴェット)。
海老の入った、今年おすすめおせち、厳選3品も紹介していきます。
<筆者について>
10年以上おせちの企画・開発・販売に携わっている”おせちのスペシャリスト”
1年で6万セットのおせちを取り扱い、毎年おせちを試食検証しておいしいおせちや人気のおせちを毎年探しています。べっぴんさんにのあいの歌やぬいぐるみ、ゲームが好きでどっちかというときつねをペットにしたい。。
おせちメニューに海老が入っている5つの意味・由来 簡単にわかりやすく
華やかなお節料理、ビジネスの会食でも使われる高級食材。なぜ入っているか解説していきます。
1)「つの字」に曲がっている容姿と、なが~いヒゲから、”長寿の象徴”
海老は生の状態でも腰が曲がったような姿をしています。
また、長いヒゲもあるので、中国の老人に似ていることから”長寿”を意味しています。
2)”海老の目が出ている”、ということから「目出(めで)たし」と連想
生の海老では見えにくいですが、海老を加熱すると、表面の赤色と反して「黒い目が2つ」あるのがはっきりとわかるようになります。
目は取れやすいので、お祝いの席では目が2つついているものを盛り付けましょう。
3)運気があることの象徴
生きている海老は、水の中で勢いよく跳ねる、力強いことから”運気の強さ”を象徴しています。
牛やせごどんのように物語にもでてきますね。
4)色合いから”めでたさ”を意味する
赤いものは縁起が良いとされています。
海老を加熱すると、表面が鮮やかな赤色になることから、「おめでたい」、という意味があります。
5)生まれ変わる、若さの象徴
ぶつかる海老のいますが、表面はかたい殻に包まれています。
メスもオスもどっちも脱皮を繰り返し、どんどん大きく成長していきます。
脱皮して新たに生まれ変わる、固まらない、という「成長+発展」を意味しています。
おせちに入っている海老料理13選
おせちのジャンルは和風だけでなく、洋風、中華など様々になってきています。
結びの意味もある海老料理も種類が多く、1つのおせちの中にもたくさんの海老料理が入っています。
海老は1種類でなく、何種類入っていても味も食感も違うので楽しめますよね。
おせち料理によく使われている海老料理を一覧ご紹介します。
・海老のつや煮
一番よく見かける、おせちの海老と言えばこのつや煮。
海老の色も鮮やかで、表面もつややかなので、お重の中でもひときわ映える食材です。
・海老焼き
シンプルに焼いた海老。ものによっては海老の味噌をぬって焼いているものも。
語源にもあるツの字ではなく、串に刺して伸ばし海老にして盛り付けているタイプもあります。
殻が香ばしく焼き上がり、香り豊かな海老になります。
・海老の味噌漬け
味噌味を付けた海老。
味噌の色で、見た目が茶色にならないように”特殊な製法”で作っています。
中まで味噌の味がしみ込んで、美味しく食べることができます。
・海老の塩ゆで
シンプルな味付けで、他のおせち料理とも相性抜群の味付け!
塩で茹でるので、えびの色も鮮やかに仕上がります。
・伊勢海老
ネットでも人気、伊勢海老がドンっとお重に入っているだけで、高そう!豪華そう!おいしそう!となりますよね。
伊勢海老の身も食べやすくカットしてくださっていることが多いので、
手を汚さず食べることもできるのもうれしいポイントです。
・甘海老の塩辛
甘エビは加熱せず、生で食べることで、より一層おいしさが増します。
とろっと生のまま塩辛にしているので、味わいも食感も変わりますね。
パックに入っているものもあり、お酒のアテにも最高の一品です。
・海老フライ
意外かもしれませんが、洋風のおせちに入ってることもあります。
エビフライは、お子さんも好きな料理。(方言でえびふりゃ~)
おせちの概念にとらわれず、好きなもの食べたいモノを組み合わせる傾向にあります。
・海老チリ
中華おせちには必ず入っている海老チリ。
味の想像もつきやすいので、おせちに入っていても違和感ありません。
こちらも、殻や頭がついていないのでそのまま食べることができます。
・海老マヨ
小さな海老の天ぷらを使って、野菜等と一緒に和えたタイプや、
殻剥きしたボイル海老をソースと和えたタイプなど、様々なタイプがあります。
・海老のマリネ
殻剥きしたボイル海老と玉ねぎなどの野菜を、マリネにしています。
おせちには酢の物は欠かせないので、さっぱりと食べることができる一品です。
・海老しんじょう
海老をすり身にして揚げたり、椎茸に詰めたり、レンコンで挟んだりと、
すり身にすることで様々な食材とセットすることができます。
組み合わせる食材や、蒸したり揚げたり、調理法も様々です。
・海老のせ玉子
おせちには欠かせない玉子料理。
そこに海老を載せてかまぼこ風にしたり、練りこんだりと、卵と組み合わせた一品。
海老の赤色と、玉子の黄色のコントラストがお重をにぎやかにしてくれます。
・海老のガーリックシュリンプ
ハワイアン料理で人気のガーリックシュリンプ。
近年、洋風のおせちに入っていることもあります。
ガーリックたっぷりで、冷たくても美味しく食べることができることから人気の料理です。
海老が入ったオススメおせち 厳選3品
1)博多久松 洋風定番3段重おせち「Akasaka」※早割実施中
洋食はセットになった、家族みんなで食べることのできるボリュームたっぷりの洋食おせち。
おすすめポイント!
①オマールエビのグラタン、海老チーズ和え、海老のマリネ、海老入りかまぼこと海老料理がたくさん
②中でもひときわ目を引く「オマールグラタン」。オマールエビの旨みを堪能できます。
③スイーツも入って、子ども達も飽きない品揃え
2)匠本舗 京都御所南京料理「やまの」監修 個食2段重 ※早割実施中
今、流行りの1人1段重、個食おせち。
たくさんはいらない、少しづつの食材を26品盛り込んだ、食べやすいおせち
おすすめポイント!
①海老もあわびおからすみも、全部食べることができる(人気の食材ほど先に食べられてしまいますからね)
②おせちの基本料理1品1品を、ちょっとずつ食べることができる
③このご時世、みんなで同じお重をシェアするのに抵抗がある方にはおすすめ!
3)オイシックス 「高砂×豪華海鮮オードブル 萬福」 ※早割実施中
味も見た目もお墨付きの店舗、オイシックス。
伊勢海老、ぼたん海老昆布〆、浜汐海老の違う種類の3種が入ったおせち。
おすすめポイント!
①伊勢海老はまるごと一尾、見た目にも豪華で華やか
②新鮮なぼたん海老を、生のまま塩や昆布で調味し、お酒の肴にもぴったり
③スタンダードな海老以外にも、たらば蟹、ホタテ、イカ、タコ、あわび高級食材を詰め合わせている
まとめ:正月おせちに海老が入っている意味・由来を簡単に
おせち料理には必ずと言っていい程、海老が入っています。
海老が入っている意味は、おせちに限らず、お祝い事やめでたいときには必須なことがわかりました。
海老は見た目も鮮やか、豪華な食材。
しかも、子どもから大人まで、みんなが大好きな食材です。海老料理がたくさんはいったおすすめのおせちを、是非堪能してみてください。
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