みなさんこんにちは!
今回は、「パイナップルの食べごろの見極め方」について解説します。
パイナップルは固い皮に覆われて、いつ食べていいかわかりにくいフルーツですよね。
早すぎるとスッパイのではないか、遅すぎると腐ってしまうのではないか・・・。
これから記載しますが、パイナップルに関しては、
「イメージしていたことと違う!」ということが多いのでご注意ください。
この記事では、
丸ごとのパイナップルって、いつが食べ頃?
沖縄のパイナップルと輸入のパイナップルどちらがいい?
パイナップルを選ぶときの5つのポイント
おいしく食べるパイナップルの保存方法
フルーツアドバイザーでもある筆者が、
パイナップルの食べ頃について”すぐに!”知ってもらいたい、お役立ち情報をお届けします。
①丸ごとのパイナップルって、いつが食べ頃?
●パイナップルはおいておいても甘くならない
パイナップルを購入、または宅配で届いたら・・・。
すぐに!すぐに食べてください!
急がせてしまってすいません。
パイナップルのイメージって、
「”南国のフルーツ”だからちょっと置いておいても大丈夫、むしろちょっと置いておいたほうが甘みが増すんでしょ?」
と勘違いしがちですが、パイナップルだけは違うんです!(これは私も聞いたときお驚きました!)
パイナップルは完熟してから収穫するフルーツです。
常温で流通していますが、ちょっと配送に時間がかかりそうな時は「冷蔵」で流通するくらい鮮度が大事な果物です。
置いておいても糖度が上がったりして甘くはなりません。(酸味は少しやわらぎます。)
●パイナップルはいつ買えばいい?
買う時が食べ頃ですので、食べる時に買いましょう!
ふるさと納税や通販サイトなどで購入した場合は、産地の方が食べ頃を見極めて収穫・配送してくださっていますので、
届いた日に早めに食べるようにしてください。
スーパーなどで購入する場合は、食べる日に購入してください。
と、いうわけで、「購入するときのパイナップルの選び方が大事」ということになります。
②沖縄(国産)のパイナップルと輸入のパイナップルどちらがいい?
フルーツアドバイザー的な観点から、沖縄(国産)のパイナップルをおすすめしたいです。
パイナップルは、日本ですと温暖な地域でもある沖縄県や鹿児島県で栽培されています。
収穫した時が食べ頃なのであれば、すぐに手元に届くほうがフレッシュなパイナップルを味わえますよね。
収穫量もほかのフルーツに比べるとまだまだ少なく、全国に出回る機会が少ないのが現状です。
一部の高級百貨店では、贈り物用として店頭売りもされています。
通販サイトやふるさと納税などで購入できる機会もありますので、是非手に取ってみてください。(だいたい5月~7月頃まで)
輸入パイナップルは1年中通して輸入されているので、沖縄のパイナップルがない時期は輸入パイナップルを召し上がってみてください。
③パイナップルを選ぶときの5つのポイント
おいしいパイナップルを見極めるポイント
1)パイナップルをの葉っぱの色がきれい、ピンとしている
茶色く枯れている葉がないか確認しましょう。
葉っぱが濃い緑色をしているほど太陽の光をたっぷり浴びている証拠です。
2)パイナップルの果実の形がふっくら下の方に膨れている
パイナップルは地面から栄養を吸収しています。
下の方に甘さや水分などが集まる傾向にあります。
下の方が少しふくらんでいるものを選びましょう。
3)表面の皮の色が黄色もしくはオレンジっぽい色
表面の皮に緑色が多いものは固くて酸っぱいものが多いです。
皮の色が濃い黄色やオレンジっぽい色をしているものほど完熟している可能性が高いので色を見極めましょう。
4)手に持ってみてずっしり重みがあるもの
葉っぱが元気でも、皮の表面が黄色くても、持ってみて軽いものは中身がスカスカの可能性があります。
見た目だけではなく、実際に持ってみてずっしりと重みのあるパイナップルを選びましょう。
5)甘い香りがするもの
完熟しているパイナップルほど、皮に包まれていてもあま~い香りがしてきます。
おしりの部分の方が香りがわかりやすいです。
④パイナップルの保存方法
パイナップルは手元にあるときが食べ頃!ですので、あまり保存はおすすめしませんが、
たくさん届いてしまったときなどは以下の点に注意して保存してみてください。
●パイナップルをまるごと保存
保存期間の目安:4~5日くらいまで
パイナップルを丸ごと保存する場合は、冷蔵庫(野菜室がベスト)で保存しましょう。
(※常温でも大丈夫ですが、場所によって腐ってしまう場合があるので、冷蔵庫がおすすめです)
乾燥に弱いため、新聞紙等で包んで保存すると尚GOODです!
●カット済みパイナップルの保存方法
保存期間の目安:2~3日くらいまで
カットしたものは空気に触れないようにラップ等で覆い、冷蔵庫に保管してください。
カットしたものはどんどんジューシーさが失われますので、お早めに召し上がってください。
⑤まとめ
パイナップルの食べごろは「すぐに食べること!」でした。
パイナップルのイメージが覆った方も多いのではないでしょうか?
缶詰もそうですが、パイナップルはいつでも食べることのできる身近なフルーツのうちの一つです。
沖縄のパイナップルの時期は1年でも夏場にしか味わうことのできない貴重なフルーツです。
是非、パイナップルの食べ頃を学んだ方は、日本のパイナップルも味わってみてください。
ジューシーで本当においしいですよ!
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