みなさんこんにちは!
今回は、「キウイフルーツは冷凍保存できるか?」に答えてきます。
キウイフルーツは1年中お店に並び、いつでも買えるし、冷凍する意味ないのでは?
と疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
今では、コンビニやスーパーなどでも「冷凍カットキウイ」が販売されてきています。
それだけキウイフルーツが人気のフルーツ、ということがわかります。
フルーツアドバイザーの筆者としては、
そのままのフルーツを食べてもらいたい、がホンネですが、
手軽に食べることができて、おいしく・たのしくフルーツを手に取ってもらうことで、
みなさんがより、フルーツを食べる機会が増えてくれるほうが嬉しいでのでご紹介しちゃいます!
①キウイフルーツは冷凍できる?
キウイフルーツは冷凍できます!
キウイフルーツは追熟するフルーツです。
買ってきてまだ表面が硬いようでしたら、
すこし追熟させてから冷凍した方が解凍後の甘さも変わってきます。
冷凍してしまうと、食材そのものの栄養価が落ちる食材もありますが、
キウイフルーツは冷凍しても栄養は同じ!
しかも、他のフルーツよりも
優れた栄養素を持っているという”フルーツの優等生”なんです。
出典:https://www.nutas.jp/
②キウイフルーツを冷凍する2つの方法
冷凍した後のキウイの食べ方によってオススメの冷凍の方法が変わります。
ご家庭の冷凍庫で凍らせたキウイフルーツの保存期間は、
長くても1か月を目途に食べきることをオススメします。
(家庭用の冷凍庫は、開け閉めが多く、温度変化が激しいので、市販品よりも劣化が早いためです)
1)まるごとそのまま冷凍
こんな方におすすめ
- 皮むきが苦手な方
- 解凍後も手軽に食べたい方
冷凍方法
キウイフルーツの表面を軽く水洗いします。
水気を拭き取り、1個ずつラップに包み、ジップ式の袋に入れて冷凍するだけです。
丸ごとなので中心部まで完全にカチカチになるには半日くらいかかります。
まるごと冷凍したキウイ食べ方
冷凍庫から取り出し、ラップを取り、
皮つきのまま表面に約30秒ほど水にあて、少し解凍します。
まだかたく、凍っている状態がベストです。
ハーフカットにして、スプーンですくって食べるもよし、
皮が簡単に剥けるので、つるっと剥いてカットして食べてもOK。
2)カットして冷凍
こんな方におすすめ
- 解凍して手軽に食べたい人
- 冷凍キウイを食べたい分だけ使いたい人
- 凍ったままでキウイを加工(調理)したい人
カットキウイの冷凍方法
キウイの皮を剥きます。
カットの仕方は、スライスでも、くし切りでもダイスカットでも、どんな形でも大丈夫です。
冷凍してから使うイメージでカットの種類を変えてみてください。
ラップに小分けにして包む。
ジップ式の袋に、なるべく平らになるように入れて、冷凍庫に保管。
小さければ冷凍にかかる時間も短いので、約5時間くらいで凍りますよ。
カットした冷凍キウイの食べ方
小さい分、すぐに解凍できてしまうので、時間との勝負です!
冷凍庫から出したら、すぐにつかってください。
③キウイフルーツを冷凍するメリット
1)皮がスルっと剥ける
冷凍することで、皮と果肉との間に隙間ができ、皮を手で剥くことができます。
皮むきが苦手な方は、冷凍してから皮を剥くのがいいですね。(冷凍に時間はかかってしまいますが・・・。)
2)長い期間、保存が可能
生のままのキウイフルーツの保存期間は長くても約2週間くらいです。
冷凍することで、1か月ほど保存が可能です。
大量に買った、もらったという方は、使いきれない分を冷凍するとよいでしょう。
3)食べたいときに食べたい分だけ使える
冷凍庫にストックしておくと、「ちょっと料理の彩りに使いたい!」というときに、
冷凍庫から出すだけでいつでも食べることができます。
4)シャーベットのように食べることがでる
いつものキウイフルーツでは味わえない食感、
”シャーベットのようなアイス感覚”でキウイフルーツを食べることができます。
冷凍ならではの冷たさとさっぱり感が味わえます。
暑い夏は、冷凍庫にストックしておくと最高ですね!
④キウイフルーツを冷凍するデメリット
1)解凍方法を失敗しやすい
これは、他の冷凍フルーツにも言えることですが、
解凍しすぎると、果肉に含まれていた水分が出てしまい、
べちゃべちゃ、スカスカ、繊維だけのキウイフルーツになってしまいます。
食べる時、調理するときはすぐに食べましょう。
2)甘みが少なく感じる
フルーツ自体の甘みは変わらないのですが、冷凍することで舌で感じる甘みが少なくなります。
酸味のあるキウイフルーツですから、甘みよりも酸味、さっぱりな味わいになります。
そのような場合は、はちみつや砂糖などで味わいをプラスしてもOKです。
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⑤スーパーで販売している商品とのコスパ比較
近くのスーパーで、黄色のキウイ(ゴールドキウイ)のカット済みのものが、冷凍食品売り場にて販売されています。
サイコロ大の大きさでカット済み、1粒1粒分かれていて(バラ凍結)で使いやすいタイプです。
量的にはそんなに多くなく、1人で食べようと思えば食べ切れてしまう量です。
そして、お値段もキウイにしては少し高めかな?という印象です。
【商品】市販品 冷凍ゴールドキウイ
【内容量】150g
【価格】¥369(税抜き)
【グラム単価】¥2.46
同じスーパーで生のキウイフルーツ
こちらはいつも見ている商品ですので安心感があります。
価格も相場と同じくらいですし、大きさもしっかりあって、特に違和感はありませんね!
【商品】ゴールデンキウイ 1個(皮つき)
【重量】大きめサイズの可食部:100g
【価格】¥120(税抜き)
【グラム単価】¥1.2
一目瞭然ですが、やはり生のキウイフルーツの方がコスパ的にはお得ですね!
冷凍するために、少々手間はかかりますが、自分で冷凍して使う方がお得だということがわかりました。
⑥たくさん使おう!お手軽!簡単レシピ
1)贅沢!キウイがたっぷり入ったスムージー
完熟したやわらかめのバナナと、たっぷりの冷凍キウイフルーツ、牛乳を好きな割合でミキサーにかけるだけ!
(バナナが多くなると、バナナ味になってしまうので、キウイ多めで)
バナナが持っている甘さもありますが、甘さが足りない方ははちみつをプラスすると
さらに甘みも増しおいしくなりますよ!
皮にも食物繊維が含まれているので、皮が気にならない方は皮ごとミキサーにかけてもOKです!
2)ひんやりフルーツサイダー
炭酸水やサイダーにカットした冷凍キウイを浮かべるだけ!
皮ごとミキサーにかけたキウイフルーツをサイダーと混ぜても、皮に含まれている食物繊維も摂取できて栄養満点です!
他にも、冷凍ブルーベリーや冷凍マンゴー、冷凍いちごなど、冷凍フルーツがあれば一緒に入れると
色あざやか、さわやかなフルーツサイダーの出来上がりです!
氷を入れなくても冷凍フルーツの冷たさでキンキンに冷えておいしくなります。
ジュース以外にも、モヒートやカクテルなんかにもぴったりです。
⑦まとめ
キウイフルーツを冷凍するとよいことの方が多かったです。
冷凍することで、手軽にキウイフルーツを食べることができたり、
コスパ的にも市販品を買うよりもお得だということがわかりました。
デメリットはあるものの、扱い方や味わいをプラスすることで払拭できますね。
身近なフルーツだからこそ、もっと使いやすく、手軽にキウイフルーツを食べてほしいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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